「介護予防重点推進本部」の設置
厚生労働省は高齢者の自立支援の観点から「介護予防重点推進本部」を設置した。
その設置の趣旨及び今後実施する事業について要約すると次の通り。

1.推進本部の設置の趣旨
次の事情を踏まえ、高齢者の自立支援に真に資する効果的な介護予防サービスの重点的推進が必要である。
 ・今後10数年間で急速に人口の高齢化が進む。
 ・高齢者に占める要介護認定者の割合が増加しており、特に要支援や要介護1と言った軽度の認定者が大きく増加している。
 ・軽度の人ほど重度化している割合が高い、と言う調査結果がある。

2.推進本部における事業の実施
効果的な介護予防サービスの提供を重点的に推進するため以下を実施する。
(1)介護予防サービスに関する調査分析及びサービスモデルの構築
 ・全国レベルで継続的に増加している軽度の要介護認定者に提供される介護サービスの質の検証と適性化
 ・介護予防に関する先駆的な取り組みへの支援
 ・効果的な介護予防に関するサービスモデルの構築
(2)市町村における介護予防モデル事業の実施
 上記(1)と並行してモデル事業実施市町村を設定する等介護予防モデル事業を実施
 する。
(2004.5.7)
 

 

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