避難所における認知症支援ガイドを作成〜認知症介護研究・研修東京センター〜
認知症介護研究・研修東京センターでは、東日本大震災で被災し、避難所で生活されている認知症の方やそのご家族の方に向けて、支援のポイントをまとめた「支援ガイド」を作成した。阪神淡路大震災の時に避難所で支援した体験、関係者、当事者等の知恵と意見を集め、すぐに役立てられる点に限定してコンパクトにまとめたものとなっている。

同ガイドでは、ご本人、ご家族、周囲の方が少しでも楽に過ごせるように、以下の点を参考にできる工夫を試みていただきたい、としている。

<ポイントのみ抜粋>
1. ざわめき・雑音のストレスから守る工夫を
2. 一呼吸でいい、ペースを落として、ゆったりと、少しずつ
3. 本人なりに見当がつくよう、本人に情報を
4. 飲食、排泄、睡眠の確保を
5. 少しでも「快」の刺激を
6. 体を動かそう
7. 落ち着かない場合、抑えるのではなく、早めに本人にそった対応を
8. 本人を見守る家族や介護職員が解放される時間の確保を、現状や要望の確認を

※詳細につきましては、認知症介護情報ネットワーク(認知症介護研究・研修センターが運営するホームページ)より、『避難所でがんばっている認知症の人・家族等への『支援ガイドのご案内」』のページをご参照ください。
(2011.4.4)
 

 

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