「往診」と「訪問診療」何が違うの?
「往診」も「訪問診療」も医療上の必要性により、医師が患者さんの自宅に出向いて行う医療サービスであることにはかわりありません。では一体、何が違うのでしょうか。

医療は受ける場所によって下記のように分類されます。
 ・外来医療:病院や診療所に通って医療サービスを受ける
 ・入院医療:病院や診療所に入院して医療サービスを受ける
 ・在宅医療:患者さんの自宅などで医療サービスを受ける

その中の在宅医療に「往診」や「訪問診療」が含まれます。
往診や訪問診療は、貴重な医療資源をより多く必要とするため、外来よりも診療報酬が高く設定されています。そこで、医療上の必要性にかかわらず安易に実施されることのないよう、その実施にあたっては一定の要件が定められています。

◆往診
医師が、患家の求めに対し必要だと判断し、予定外(緊急・突発的)に赴き診療を行うこと。
※往診は診療上必要があると認められる場合に行う。

◆訪問診療
医師が、在宅療養を行う患者さんであって、疾病・傷病のため通院が困難な場合に、患者さん同意のもと、定期的かつ計画的に赴いて診療を行うこと。
※継続的な診療の必要のない者や通院が可能な者に対して安易に算定してはならない。

このように、往診と訪問診療は似て非なる医療サービスです。十分に理解をし、利用しましょう。


参考:内閣府地方創生推進事務局資料
(2017.2.20)
 

 

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