ノロウイルスによる食中毒に気を付けましょう
ノロウイルスによる食中毒は、ウイルスを含む二枚貝(カキ等)を生あるいは十分加熱せずに食べたり、ノロウイルスに感染した人の便や吐いたものから人の手などを通じて感染して発症する場合があります。

症状は、食後1〜2日で嘔吐、激しい下痢、腹痛などを起こし、幼児や抵抗力が落ちている人は症状が重くなることもあります。
健康な方は軽症で回復しますが、高齢者は重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することもあります。

また、ノロウイルスによる急性胃腸炎が流行する時期の、高齢者の下痢便および吐物には、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取り扱いには十分注意が必要です。

ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイント、感染を広げないポイント等を参考に、ノロウイルスによる食中毒に気をつけましょう。
また下痢や嘔吐をしてノロウイルスによる食中毒かな?と思ったら、脱水予防のためにも、しっかり水分を取り、自分で勝手に判断して薬を飲まず、まずはお医者さんに診てもらいましょう。


【ノロウイルスによる食中毒を防ぐポイント】
1.手洗いをしっかりしましょう
帰宅した時、食事や調理の前には石鹸で手を洗いましょう。(指や爪の間もしっかり洗いましょう。)

2.しっかりと中まで火を通して食べましょう
生食用以外の二枚貝を食べる時は、中心部を85〜90℃で90秒間以上加熱をしましょう。生で食べる時は「生食用」と表示されているものを買い、体調が悪い時は食べないようにしましょう。

3.調理器具等を消毒しましょう
調理器具や調理台は消毒し、いつも清潔にしましょう。
まな板、包丁、食器、ふきん等は使用後すぐに洗浄し、洗浄後に煮沸消毒するか、次亜塩素酸ナトリウムを使うと有効的です。

【感染を広げないポイント】
1.食中毒になった人の便や吐いたものは正しく片付けましょう
便や吐いたものを片付ける時は使い捨てのエプロン、手袋とマスクをつけ、ペーパータオルなどで静かに取り除き、使ったものはビニール袋に密閉して捨てましょう。
汚れた床や物は、次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布で浸すように拭き取り、その後水拭きしましょう。

2.便や吐いたものが付着していると思われるものを消毒しましょう
感染者が使用したり便や吐いたものがついたりしたものは、他のものと分けて洗浄・消毒します。食器等は食後すぐに次亜塩素酸ナトリウムに十分浸し、カーテン、衣類、ドアノブ等も次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。
洗濯する時は洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いし、次に85℃で1分間以上の熱水洗濯や次亜塩素酸ナトリウムにより消毒します。
すぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させてスチームアイロン等を使うと効果的です。


出展元 農林水産省HP(冬に食中毒?ノロウイルスの予防と対処法)
厚労省HP(ノロウイルスに関するQ&A)
(2021.3.15)