認知症予防に「低栄養」に気をつけましょう
シニア世代は、食が細くなったり、食事づくりがおっくうになったりして、品数や量が減りがちです。また、近年、中高年の肥満が増加し、肉や脂肪を控えるようにという情報にふれることも多いでしょう。しかし、食事量が減っている人が中高年向けの食事法をそのまま取り入れてしまうと、低栄養状態におちいってしまう恐れがあります。

低栄養状態になると、血管の壁がもろくなったり、ウイルスに対する抵抗力が衰えたり、体力が低下します。さらに、認知症の発症にも影響を及ぼすことがわかってきました。 低栄養は老化のスピードを早めます。シニア世代は、いろいろなものを“しっかり”食べることが大切です。

食事が十分にとれないと、低栄養になり、やせてきます。

東京都健康長寿医療センター(旧(財)東京都老人総合研究所)の調査では、BMIが20以下の「細い人」の生存率は、「太い人」「少し太い人」「少し細い人」のいずれより、顕著に低いという結果が報告されています。低栄養によるやせ過ぎに注意しましょう。

詳細はこちらでご覧いただけます。

出典:農林水産省 みんなの食育「しっかり食べて老化を防ぐ」
(2021.5.15)
 

 

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