高齢者の入浴中の事故にご注意!
厚生労働省「人口動態調査」によると、65 歳以上の「溺死・溺水」の約8割が浴槽での事故ですが、中でも家や居住施設内の浴槽での事故がその約9割を占めています。また、家や居住施設内の浴槽における死亡者数は 5,072 人で、うち65 歳以上の高齢者は 4,750 人で9割以上を占めています。
東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」によると、東京消防庁管内 における令和3年中の高齢者の溺れる事故による月別救急搬送人員では、11 月から 2月までの冬場に多く搬送されています。

寒暖差などによる急激な血圧の変動に伴い脳内の血流量が減り意識を失ったり、 長時間熱い風呂に入ることによる体温上昇で意識障害を起こして、溺水事故につな がると考えられています。また、浴室の環境は急性心筋梗塞や脳卒中などの病気による心停止にも注意が必要です。事故予防のためには、本人だけでなく家族や周囲の方の協力の下、入浴習慣・住環境を見直すことが大切です。

◆入浴前の注意ポイント
脱衣所や浴室を暖めましょう。(断熱性の向上と暖房設備の導入を検討も)
こまめな水分補給をしましょう。
食後すぐの入浴や、飲酒後、服薬後の入浴は避けましょう。
入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
◆入浴時の注意ポイント
湯温は 41 度以下、湯につかる時間は 10 分までを目安にしましょう。
湯温や部屋間の温度差、入浴時間など普段意識しにくい部分について、温度計やタイマーを活用して見える化しましょう。
浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
浴槽内で意識がもうろうとしたら、気を失う前に湯を抜きましょう。

<事故発生時の対応方法>
浴槽でぐったりしている人(溺れている人)を発見したら可能な範囲で対応しましょう。
浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
入浴者を浴槽から出せるようであれば救出する(出せないようであれば、
蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。)。直ちに救急車を要 請する。
浴槽から出せた場合は、肩をたたきながら声を掛け、反応があるか確認する。
反応がない場合は呼吸を確認する。
呼吸がない場合には胸骨圧迫を開始する。
人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫30 回、人工呼吸2回を繰り返す。
できなければ胸骨圧迫のみ続ける。

リラックス効果や健康効果が高いと言われている入浴、安心安全に楽しみたいですね。

出典:消費者庁HP 年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!
(2023.1.15)
 

 

当社はお客様のプライバシーを大切にしております。
本ウェブサイトでは、Cookie(クッキー)を使用しております。
Cookie にはウェブサイトの機能不可欠なものと、その他に以下の目的で使用されているものが存在します。

・ウェブサイト改善のための閲覧状況の統計的な把握
・お客様のご興味・ご関心に応じてパーソナライズされたコンテンツ
 および広告の表示・配信、ならびにサービス等のご案内

詳しくは、クッキーポリシーをご覧ください