高齢者の低温やけどにご注意!
〜ゆたんぽを身体の同じ部分に使用し続け、低温やけどを負った事故が発生しています。〜


低温やけど とは?
低温やけどは、心地よく感じる程度(体温より少し暖かい温度)のものでも、皮膚の同じ部分が長い時間接触していると発生するやけどです。
低温やけどは、皮膚の深いところまで達することがあり、見た目より重症の場合があります。

事故を防ぐためのポイント
(1)長時間身体に接触させないようにしましょう。
低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要です。皮膚が損傷を受ける温度と時間の目安は、44℃では3〜4時間、46℃では 30 分〜1時間、50℃では2〜3分です。
高齢者や子どもは皮膚が薄く、また、高齢者や糖尿病の方は感覚が鈍くなっていることがあり、重症化しやすいとされています。
子どもや介護が必要な方がゆたんぽを使用する際は、身体の同じ部位に触れ続けないよう、
保護者やご家族、介護者など周囲の方で時々ゆたんぽの位置を変えてください。

(2)布団を暖めた後は、就寝前に布団から出しましょう。
「SGマーク」が付されたお湯を入れて使用するタイプのゆたんぽには、「就寝時に布団から出して使用する」などの注意事項等が表示されています。ゆたんぽは就寝前に布団を暖めるのに使用し、布団が暖まったらゆたんぽを布団から出して就寝しましょう。
低温やけどは、見た目より重症の場合がありますので、万が一、痛みや違和感などの異常を感じたときは自身で判断せず、すぐに皮膚科等専門の医療機関を受診してください。


【出典】
消費者庁:News Release
消費者庁:ゆたんぽによる低温やけどに注意しましょう!
(2024.1.15)
 

 

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