寒い季節も脱水予防!
〜目覚めの一杯、寝る前の一杯、しっかり水分、元気な毎日! 〜


■健康のため、こまめに水を飲みましょう 
私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる
健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。
児童生徒等を中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故は後を絶ちません。また、中高年で
多発する脳梗塞・心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因のひとつとなっています。
これら脱水による健康障害や重大な事故などの予防には、こまめな水分補給が効果的です。
寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を
心がけることが重要です。

■健康のための水の飲み方 (『水と健康ハンドブック』から引用し作成) 
のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。水分が不足しやすい、就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、
飲酒中あるいはその後等に水分を摂ることが重要とされており、枕元に水分をおいて就寝することも重要です。水分の摂取量は多くの方では不足気味であり、平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、
一日に必要な水の量を概ね確保できます。

その際、砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなる点に注意が必要です。
また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給としては適しません。

なお、腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、この指示に従う必要があります。


厚生労働省のホームページはこちら
『水と健康ハンドブック』はこちら
(2024.2.15)
 

 

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