ゆたんぽによる低温やけどに注意!
低温やけどとは?
低温やけどは、心地よく感じる程度(体温より少し暖かい温度)のものでも、皮膚の同じ部分が長い時間接触していると発生するやけどです。
低温やけどは、皮膚の深いところまで達することがあり、見た目より重症の場合があります。

注意点と対処法
低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要です。
44℃では3〜4時間、46℃では 30 分〜1時間、50℃では2〜3分で皮膚が損傷を受けると言われています。
暖房器具や湯たんぽ、カイロ等を使用する場合は、製品の使用上の注意をよく読みましょう。特に就寝時には、布団が暖まったら湯たんぽやあんかは布団から出す、寝るときはカイロは使用しない、電気毛布等は高温で使用しないなどの注意が必要です。

低温やけどかなと思ったら?
低温やけどは水で冷やしても効果はありません。見た目より重症の場合がありますので、万が一、皮膚の変色や痛み、違和感などの異常を感じたときは自分で判断せずに、
すぐに皮膚科等専門の医療機関を受診しましょう。

【参考】
製品安全協会 ゆたんぽの検査マニュアル
【出典】
消費者庁:ゆたんぽによる低温やけどに注意しましょう!
消費者庁:News Release
(2025.1.15)
 

 

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