認知症予防に「低栄養」に気をつけましょう
■「低栄養」は老化を早めます
シニア世代は、食が細くなったり、食事づくりがおっくうになったりして、品数や量が減りがちです。また、近年、中高年の肥満が増加し、肉や脂肪を控えるようにという情報にふれることも多いでしょう。しかし、食事量が減っている人が中高年向けの食事法をそのまま取り入れてしまうと、低栄養状態におちいってしまう恐れがあります。
低栄養状態になると、血管の壁がもろくなったり、ウイルスに対する抵抗力が衰えたり、体力が低下します。
さらに認知症の発症にも影響を及ぼすことがわかってきました。
低栄養は老化のスピードを早めます。シニア世代は、いろいろなものを“しっかり”食べることが大切です。

■やせてきたら要注意
食事が十分にとれないと、低栄養になり、やせてきます。
東京都健康長寿医療センター<旧(財)東京都老人総合研究所の調査>では、BMIが20以下の「細い人」の生存率は、「太い人」「少し太い人」「少し細い人」のいずれより、顕著に低いという結果が報告されています。
低栄養によるやせ過ぎに注意しましょう。

■主体性をもって毎日の食生活を見直しましょう
ライフスタイルや家族形態、社会環境が多様化する中、食事のバランスもくずれてきています。この機会に自分の食生活を見直してみましょう。

■味付けや盛り付けを工夫、共食を楽しみましょう
シニア世代は、加齢とともに内臓の機能も低下し、食欲不振になりがちです。味付けを工夫したり、季節を感じる食材を美しく盛り付けるなど見た目にもこだわってみましょう。
時には外食をしたり、友人と楽しく食事をするなど、いつもと違う雰囲気で食べるのも気分が変わります。

出典:農林水産省 みんなの食育「しっかり食べて老化を防ぐ」
(2025.5.15)
 

 

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