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用語 |
説明文 |
か |
介護医療院 |
入所者(慢性期の医療・介護ニーズへの対応のため、日常的な医療管理が必要な人)に対し、介護及び長期療養のための医療並びに日常生活上の世話を一体的に行う施設です。 |
介護休暇 |
労働者が、要介護状態にある家族を介護する必要がある日について仕事を休める制度です。
育児・介護休業法では、対象家族が1人の場合は年5日、2人以上の場合は年10日迄、時間単位で取得が可能、と決められています。
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介護休業 |
労働者が、要介護状態にある家族を介護するために仕事を休める制度です。
育児・介護休業法では、対象家族1人につき、通算93日迄、3回を上限に分割して取得することが可能、と決められています。
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介護給付 |
要介護1〜5と認定された人を対象に給付されます。利用できるサービスの種類については こちらをご参照ください。
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介護支援専門員 |
要介護認定を受けた被保険者の相談に応じ、在宅または施設の適切なサービスが利用できるように、その人の心身の状態などにあったサービス計画書(ケアプラン)を作成し、サービス計画に基づくサービス等が提供できるよう、サービス事業者や医療機関との連絡調整等を行う職種です。
保健・福祉・医療の分野において一定の資格や実務経験があり、試験に合格し研修を受けた者です。 介護支援専門員はケアマネジャーとも呼ばれています。 |
介護実習・普及センター |
高齢者介護の実習や、介護用品、機器の紹介、相談を通して、地域住民に介護の知識や技術の普及を図る役割を担っています。 |
介護認定審査会 |
介護保険制度において、一次判定と主治医の意見書をもとに、保健・医療・福祉の専門家が話し合いをして、どれくらいの介護が必要なのかを判定(二次判定)する機関です。 |
介護福祉士 |
入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、また家族介護者等の介護に関する相談に応じる国家資格です。 |
介護報酬 |
事業者や施設がサービスを提供した際の対価の算定基準を介護報酬といいます。介護報酬は国が定めています。 |
介護保険施設 |
介護保険で利用料が給付される4種類の施設(介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護療養型医療施設・介護医療院)をまとめて介護保険施設といいます。要介護1〜5に認定された方が利用することができます。
※介護老人福祉施設の新規入所は原則として要介護3以上の人が対象です。
※介護療養型医療施設は2024年3月末までに廃止します。 |
介護保険被保険者証 |
第一号被保険者及び交付申請をした第二号被保険者に対し発行される被保険者証です。サービスを利用する際には提示が求められます。 |
介護予防・日常生活支援総合事業 |
要介護1〜5以外の高齢者を対象とする事業です。65歳以上の全ての高齢者を対象とする「一般介護予防事業」と、お体の状態によって提供される「介護予防・生活支援サービス事業」(「訪問型サービス」と「通所型サービス」と「その他の生活支援サービス」)があります。 |
介護療養型医療施設 |
主として長期にわたり療養を必要とする人が入院する病院・診療所で、施設サービス計画に基づき、療養上の管理、看護、医学的管理下における介護等の世話及び機能訓練、その他必要な医療などのサービスをおこなう施設です。
※2024年3月末までに廃止します。 |
介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム) |
施設サービス計画に基づき、介護等の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の管理などのサービスをおこなう施設です。 |
介護老人保健施設 |
施設サービス計画に基づき、看護、医学的管理下における介護及び機能訓練その他必要な医療ならびに日常生活上の世話などのサービスをおこなう施設です。 |
簡易浴槽 |
自宅の浴槽での入浴が困難な場合に、居室等で入浴することができます。介護保険で購入費が支給されるのは、空気式または折りたたみ式で容易に移動でき、工事を伴わないものです。 |
間接生活介助 |
要介護認定等基準時間の項目の一つです。
衣服等の洗濯、日用品の整理等の日常生活上の世話等をいいます。 |
関節リウマチ |
自己免疫疾患で、全身の結合組織に炎症を生じる疾患です。20〜40歳代の発症が多く見られます。関節リウマチは特定疾病に指定されています。 |
機能訓練関連行為 |
要介護認定等基準時間の項目の一つです。
嚥下(えんげ)訓練の実施、歩行訓練の補助等身体機能の訓練及びその補助等の行為をいいます。 |
QOL(Quality Of Life) |
生活の質のことをいいます。要介護状態になっても、QOLを高めることを目指します。 |
居宅介護支援 |
ケアプラン作成等を含むケアマネジメントをおこなうサービスです。 |
居宅介護支援事業者 |
都道府県から指定を受けて居宅介護支援をおこなう事業者のことです。ケアプラン作成に当たっては、これらの事業者にいる介護支援専門員(ケアマネジャー)に依頼することができます。 |
居宅療養管理指導 |
医師、歯科医師、薬剤師等が、療養上の管理や指導をおこなうサービスをいいます。 |
筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう=ALS) |
運動神経系の変性が生じ、筋肉を動かすことができなくなる疾患で、食物が飲み込めなくなったり、呼吸困難になったりします。 筋萎縮性側索硬化症は特定疾病に指定されています。 |
緊急通報システム |
突然具合が悪くなった時等に、発信器を押すと、予め指定されている人や消防署等に通報されるシステムです。 |
車いす |
下肢が不自由な場合等に移動する際等に用いる福祉用具です。介護保険で借りることができる種類には、本人が操作するタイプ、介護者が押すタイプ、電動で動くタイプ等があります。 |
車いす付属品 |
車いすのクッションやパッド、車いすにつけるテーブル、普通の車いすのブレーキに手が届かない場合につける延長レバー付きのブレーキ等です。 |
ケアプラン |
要介護認定・要支援認定を受けた人がサービスを利用するに当たり作成するサービス計画のことです。サービスの種類や回数、時間帯、事業者等が決められます。 |
ケアマネジメント |
利用者が抱える複数のニーズを充足させるために、アセスメントを行い、適切なサービスをアレンジ・コーディネイト(ケアプラン作成)し、モニタリングすること。 |
軽費老人ホーム |
家庭環境、住宅事情等により居宅において生活することが困難な60歳以上の高齢者が低料金で入所できる老人福祉施設です。食事の提供や日常生活上必要な便宜を供与するA型、自炊が原則のB型、車椅子生活となっても自立した生活を送れるよう配慮したケアハウスの3種類があります。 |
言語聴覚士 |
難聴や言語発達遅滞、脳血管障害による失語や麻痺性構音障害等によるコミュニケーション障害について主に治療訓練指導をおこなう職種です。 |
現物給付 |
医療保険と同じように、利用者がサービスを利用する際に、その一部負担金を窓口で支払い、残りの利用料は介護保険から直接サービス事業者に対して支払われる仕組みです。 |
高額医療・高額介護合算制度 |
世帯内の1年間の医療保険と介護保険との自己負担額の合計が一定の限度額を超えたとき、その超過分が「高額医療合算介護(予防)サービス費」として払い戻される仕組みです。 |
高額介護(予防)サービス費 |
介護保険のサービス利用料の1ヶ月の自己負担額の世帯の合計が、一定の限度額(所得により異なる)を超えた時に、その超過分が介護保険から払い戻されます。 |
後期高齢者 |
75歳以上の高齢者を後期高齢者といいます。 |
後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう) |
脊髄が通る管内の後縦靭帯が骨に変化し、脊髄や神経根を慢性的に圧迫することで脊髄障害が起こってくる疾患です。 後縦靭帯骨化症は特定疾病に指定されています。 |
高齢化社会 |
高齢者人口(65歳以上の人口)が全人口のうち7%を超えた社会のことをいいます。日本は、1970年に高齢化社会になりました。 |
高齢社会 |
高齢者人口(65歳以上の人口)が全人口のうち14%を超えた社会のことをいいます。日本は、1994年に高齢社会になりました。 |
腰掛便座 |
和式便器の上において腰掛け式に変換するもの、洋式便器の上において便座を高くするもの、移動できるもの(ポータブルトイレ)等です。 |
骨折を伴う骨粗しょう症 |
骨からカルシウム等の骨塩が減少して、骨組織が薄くなり骨折しやすくなる病気・状態を骨粗しょう症といいます。 骨折を伴う骨粗しょう症は特定疾病に指定されています。 |