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介護保険情報:移動の介護 |
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安全な歩き方
(1)杖を使って歩いてみましょう。
(2)最初は、介助者が腰ひもやベルトなどをつかんで介助します。
(3)良い方の手で杖を出します。
(4)次に悪い方の足を出します。
(5)最後に良い方の足を出します。
この方法が合わないときは、良い方の足から出してみたり、専門家に相談してみましょう。
現在の身体状況をきちんと理解しましょう。体力的なことも考慮して、家の中、庭、外と順番に進めてください。外出するときには、身元がわかるようにしてください。近隣の方には、「散歩」していることを伝えておいてください。 服装は交通事故に対応するためにも、明るい服を選んでください。履きやすく、歩きやすい靴を選んでください。 |
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福祉施設を利用する
(1)デイサービスに行くことで、外出する機会を作りましょう。
(2)デイサービスセンターを利用することで入浴、食事の提供、機能訓練などのサービスを受けることができます。
福祉施設のほかにも市町村の福祉窓口、近隣・知人、地域の民生委員などに相談することをおすすめします。 |
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シルバーカーは便利な道具です。重い荷物を持たなくてもすみますし、歩く時の支えになります。疲れたら座ってひと休みすることもできます。(必ずブレーキをかけてください)
買い物だけが目的なら、荷物が多めに入るもの、遠出する場合は折りたたみのものが便利です。
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シルバーカーを選ぶ目安
(1)足がぶつからないように、足下があいている。
(2)体重をかけた時、前輪があがらない。
(3)柄の高さが調整できる。
(4)座面の大きさと高さがちょうどよい。
(5)ブレーキがきちんとかけられる。 |
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(1)軽く体を支える程度の方はステッキを。
(2)T字型は一番使われるタイプで上から力をかけやすい。
(3)握力が弱い人でもしっかり握れるのはL字型。
(4)足に力が入らない人は多点杖。
(5)腕ごと支えるロフストランドクラッチなどがあります。種類によっては右手用左手用があります。
(6)杖の長さは肘が150度に曲がる長さが良いと言われています。
(7)目安は、手首の3から5センチ上に杖の握りがくるのがよいでしょう。
杖を嫌がるお年寄りは多いようです。選ぶ時は、大きさや太さが自分の手に合っていることが第一ですが、色の好みなどを配慮すると、外出も楽しくなります。
杖の先端チップは、定期的に交換しましょう。介助する時は、反対側に立ち後ろからベルトを持って支えると安定します。 |
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車いすの種類
(1)自走式車いすは自分で動かす車いすです。ハンドリムという金属製のハンドルが付いていて、手で駆動輪を回すようになっています。
(2)介助式車いすは、人に押してもらう車いすです。駆動輪は小さくハンドリムはありません。
(3)電動式車いすは、電動モーターが付いていてレバーで操作して走行することができます。
どこで、どのように使いたいのか、使用する目的を整理しましょう。車いすを選ぶのは難しいので専門家に相談しましょう。
−疲れない車いすの条件−
・座ったとき両脇のゆとりは、せいぜい3センチ前後
・ひざ裏がいすにくっつきすぎない
・背もたれは肩甲骨の下にくるように |
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